と ち 餅

「とち餅」を知ってますか?

栃の木から採れる実をアク抜きして、もち米と一緒に蒸し、搗き上げたものが「とち餅」です
 

その昔、米がとれない山岳地帯では主食としても食べられ、現在は日本各地の山岳地方で名産品としても売られています

 

独特の風味と香ばしさが特徴の、素朴な味です

栃の実には、皮膚を清潔にする効果があるといわれるサポニン、強い抗酸化作用があり血圧上昇を防ぐ働きがあるタンニンなどの栄養素が多く含まれています

昔の中国では、栃の実は胃に効く漢方として使用されていたそうです

まさに「山の健康食」なのです

山の健康食
知恵と工夫の賜物「アク抜き」

栃の実は一見すると栗のように見えますが、一番違うのが“そのままでは食べられない”ということです
栃の実はとてもアクが強く、苦みが強すぎて食べられま
せん
そのアクを抜くためには、実に1ヶ月以上の時間をかけ作業を行います

 

上北山村では、
 ・虫を殺す → 
皮を剥く
 ・木灰汁に浸ける → 流水で洗い流す
 ・再度木灰汁に浸ける
の行程を経てようやくおいしく食べられるまでになります

先人たちが何とか食べられるようにしようと、知恵と工夫を加えて代々受け継がれてきた道具と製法で、令和の今でもアク抜きは行われています

美味しい食べ方

もちろん、焼いたとち餅をそのまま食べても美味しいですが
ほろっと香ばしい苦みのあるとち餅は、甘味と一緒に食べるのもGoodです
 ・砂糖醤油につけて
 ・ぜんざいに入れて
 ・きな粉をまぶして
お好みの甘さで味わってみてください